ガリレオX 「味覚が操る進化 種分化はどのように起きたのか-」
KBS京都 2019年2月20日(水) 00:30
幼虫の食草であるミカンの葉を見分けて産卵するアゲハチョウ。その本能的な行動はこれまで謎につつまれていた。ところが昨年、葉の味を見分けて産卵するアゲハチョウの行動が遺伝子レベルで解明され注目されている。遺伝子の働きから見えてきた昆虫と植物の関係は、生き物がなぜ多様なのかという進化の謎を解く鍵を握っているという。味覚と進化の不思議な関係に迫った。
チョウの幼虫は、ほとんどが特定の植物だけを食べて育つため、メスチョウは産卵するためにまず幼虫の食草を探し当てなければならない。ファーブルの「昆虫記」以来、この本能に根ざした行動が生じる仕組みは謎であったが、チョウが葉の味を手がかりに産卵する植物を特定していることはわかっていた。
2011年、 植物の葉の味を認識するために不可欠な遺伝子をJT生命誌研究館のチームが世界で初めてつきとめた。さらにその遺伝子の機能だけを阻害したチョウを使った実験から、味覚の遺伝子が産卵行動をもコントロールしている可能性が浮上してきた。最新の遺伝子研究で解明される味覚と産卵行動の不思議な関係とは?
Comments - 0