モネ「睡蓮」～よみがえる“奇跡の一枚” [ＢＳプレミアム] 2019年8月24日(土) 午後6:00～午後7:30(90分) モネが後半生をかけて取り組んだ「睡蓮」シリーズ。その集大成にもかかわらず、歴史の陰でボロボロに損傷した傑作の修復と、ＡＩなどによる推定復元の現場に密着する  よみがえらせるのは「睡蓮・柳の反映」。縦２ｍ、横およそ４ｍのキャンバスに睡蓮の葉と花が浮かび、岸辺の柳が映り込む池の水面が描かれている。日本の実業家、松方幸次郎が直接譲り受けた傑作だが、戦火を逃れた疎開先で損傷し、半分ちぎれた状態で３年前、発見された。世界でも例がない人工知能による推定復元、修復作業を通じて、モネが何を伝えたかったのか、その極めた技と老いてなお筆を握る芸術家の執念が明らかになる。