日本のチカラ　#410 木を編む～島根発！若き組子職人たち～ テレビ朝日 11月23日 土曜 5:20 -5:50 日本の伝統技法、組子細工。島根県の豊かな自然のなかで編みだされる、繊細で美しい作品の数々。若き職人たちの日々を見つめます。 飛鳥時代から続くとされる日本の伝統技法、組子細工。釘や金具は一切使わず、木材のみで様々な紋様を作り出します。この組子作品の注文が絶えない「吉原木工所」が今回の舞台。島根県浜田市の豊かな自然に囲まれた場所で、若き職人たちが繊細な作品を編み出しています。この夏、外国人に日本の伝統文化をＰＲする仕事をしていた女性（２６）が職人を志し、木工所の門をたたきました。指導係は職人歴６年目で同じ年の、一児の母。 細かな作業をはっきりした口調で指導する様は、面倒見のよい師匠のよう。さらに社長や先輩職人からも一目置かれている若き男性（２４）の存在も。器用に寡黙に仕事をこなしていきます。そんな会社に舞い込んだ、大きなプロジェクト。納期が迫るなか、職人一丸となって組子を編み上げていきます。細部までこだわりが詰まった美しい作品は、京都の和食店へ。はたしてどのような感動が生まれるのでしょうか。 全国各地の「魅力あふれる産業」を通して、地域の歴史や文化・人々の英知や営みを学び、日本の技術力・地方創生への道・温かいコミュニティー、生きるヒントを描き出す、教育ドキュメンタリー番組。